エジプトの遺跡を見たことのある方は、このような状態の神殿などの壁を見たことがあるのではないでしょうか?
古代に彫られたレリーフや文字とは違う、削ったのとも違う、細長い線のような跡。
これは建物が作られたのちの時代の人たちが、聖地とした場所を巡礼した時に
ご利益があると考えたのか、壁を指でなぞった跡になります。
高い位置にも跡があるのは、昔遺跡が砂に埋もれていたからです。
これを見ると、昔も今も人間は同じことをしているのだなと思うのです。
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