エジプトのルクソール観光というと、カルナック神殿、ルクソール神殿や王家の谷、
メムノンの巨像を思い出す方が多いと思います。
基本的に死者に関する遺跡があるのが、ルクソールの西岸です。
歴代のファラオや家族、家来達のお墓や死後亡くなった王を祭る建物・葬祭殿があります。
その葬祭殿のなかでも、保存状態が大変良いものが「メデイネト・ハブ」と
呼ばれている「ラムセス3世葬祭殿」になります。
ラムセス3世はBC1186-1154に在位した王様で、ラムセス2世に憧れていたため
葬祭殿もラムセス2世の葬祭殿「ラムセウム」を真似て作ったそうですが、
ラムセウムは現在ほとんど建物が残っていないため、古代の建物の作りを知る
大変貴重な遺跡でもあります。
メディネト・ハブの第一塔門です。ここから、葬祭殿の中に入って行きます。
塔門を抜けた中庭になります。
この建物の面白い点として、左側に移っている柱は円柱です
が
☟ 中庭の反対側、右側の柱はこちら
右側に並んでいるのが柱です。オシリスという冥界の神様の姿の柱なので
「オシリス柱」と呼ばれます。
古代エジプトでは、左右対称が基本となりますが、この中庭は柱のデザインが違うので
行かれる時は忘れずにチェック!!してください。
メディネト・ハブのご案内はまだまだ続きます。
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